Redmi Pad 2 Pro レビュー:LenovoではなくXiaomiの12インチタブレットを選んだ理由

最近、Xiaomiの12.1インチAndroidタブレット「Redmi Pad 2 Pro」を購入しました。なぜこのモデルを選んだのか、そしてしばらく使ってみた感想をまとめます。

Redmi Pad 2 Proを選んだ理由

iPhone 17を手に入れてから、以前使っていたGalaxy Tab A9 LTEは次第に動画視聴専用の端末になっていました。ただ、8インチの画面では動画を見るには少し窮屈に感じるようになり、もっと大きなタブレットを探し始めました。

12インチクラスのタブレットは意外と選択肢が少ない

12インチクラスに絞って探してみると、選択肢はかなり限られていました。実質的にはLenovoのタブレット数機種とRedmi Pad 2 Proくらいです。(もちろんiPad Proのような高価格帯の製品もありますが、私の用途にはオーバースペックでした。)

LenovoのXiaoxin Padシリーズを選ばなかった理由

韓国では、LenovoのXiaoxin Padシリーズ(特に12.1インチとPro 12.7)がコスパ重視のユーザーに非常に人気があります。しかし私は以前、Xiaoxin Pad 2022で苦い経験をしました。中国国内向けモデルなのでグローバルROMを手動で焼き直す必要があり、ファームウェアのアップデートが来るたびにその作業を繰り返さなければなりません。さらに中国国内版はデータが中国のサーバーに保存されるため、それが決定的なマイナスポイントでした。

Lenovo Idea Tab vs. Redmi Pad 2 Pro

残ったのは、グローバル展開されているLenovoのIdea Tab Plus/Idea Tab ProとRedmi Pad 2 Proの比較です。Idea Tab Proはスペックが最も高いものの300ドルを超えるため、基本的に動画視聴用のタブレットとしては候補から外しました。Idea Tab PlusとRedmi Pad 2 Proの間で決め手になったのは、ソフトウェアサポートです。

本当の決め手:7年間のソフトウェアアップデート

Xiaomi公式サイトに掲載されたRedmi Pad 2 Proのアップデートポリシー(OSアップグレード5回、セキュリティアップデート7年)

Xiaomi公式サイトでは、Redmi Pad 2 Proのアップデートポリシーが次のように掲載されています。

  • OSメジャーアップグレード5回
  • セキュリティアップデート7年間(2032年10月まで)
  • 四半期ごとのアップデート

これには正直驚きました。Samsungの長期アップデート宣言がAndroid業界全体を良い方向に動かしたのは明らかですし、アップデート期間が重視される欧州市場からの圧力もXiaomiに影響したようです。

一方、韓国で販売されているLenovo Idea Tab PlusとProのサポート期間は2029年までとされています。長く使うつもりなら、3年の差はかなり大きいです。

Redmi Pad 2 Pro 開封レビュー

Redmi Pad 2 Pro(6GB + 128GB)の価格は349,800ウォン(約260ドル)です。Xiaomi公式ストアより少し安かったので、韓国の大手通販サイトCoupangで購入し、念のため5年間の延長保証も付けました。

タブレットは箱の中でプチプチに包まれて届きました。最初は問題なさそうに見えましたが、角の一か所が配送中にぶつかったようでした。壊れやすい電子機器については、Coupangの梱包にはまだ改善の余地があると思います。

同梱品は以下のとおりです。

  • タブレット本体
  • 33W USB-C充電器
  • USB-Cケーブル
  • SIMピン

12,000mAhのバッテリーなので最低でも45W充電に対応していると思っていましたが、最大33Wでした。致命的ではありませんが、知っておいて損はないポイントです。

背面のカメラモジュールはすっきりと控えめなデザインで、ここ数年の中国メーカー端末にありがちな奇抜なカメラデザインに比べるとほっとします。ディスプレイは反射防止コーティングのない一般的な光沢パネルで、マット仕様は別売りです。

初めて電源を入れるとHyperOSの起動ロゴが表示されました。XiaomiのこのUIを使うのは今回が初めてです。

第一印象:良い点と気になる点

ディスプレイ:非常に良い

12.1インチの液晶パネルは、この価格帯としては本当に優秀です。最大600ニトの明るさと120Hzのリフレッシュレートで、滑らかかつ明るく、目立った欠点はありません。Dolby Vision対応も動画配信サービスを使ううえでうれしいポイントです。

オーディオ:悪くないが特筆するほどではない

このサイズの本体に4スピーカーを搭載しているので、もう少し期待していました。セリフは聞き取りやすく音量も十分ですが、Dolby Atmosをオンにしても特に印象に残る音ではありません。3.5mmイヤホンジャックが残っているのはありがたい点です。

バッテリー:非常に良い

12,000mAhのバッテリーは明らかに長持ちします。そのぶん重さが600gを超えていますが、持ち歩いて使うタブレットではないので、私は駆動時間を優先したいです。緊急時に使える27Wのリバース充電にも対応しています。

性能(Snapdragon 7s Gen 4):日常使いには十分

Snapdragon 7s Gen 4はミドルレンジのチップで、フラッグシップ級ではなく、少し性能の高いSnapdragon 7 Gen 4とも別物です。とはいえ、Helio G99搭載のGalaxy Tab A9 LTEから乗り換えると、普段使いでの性能向上ははっきり体感できます。動画視聴、ウェブ閲覧、軽い作業、カジュアルなアプリなら余裕でこなします。重いゲームはあまり得意ではなさそうです。

ソフトウェアアップデート:HyperOS 3はまだ待ち

購入時は2025年11月のセキュリティパッチとHyperOS 2がインストールされていました。HyperOS 3は2025年内に配信予定でしたが、段階的な配信の途中で問題が発生したようです。Redmiの廉価モデルについては、次のセキュリティパッチと合わせて2026年4月ごろまで配信が延期されました。

良かった点は、プリインストールされているROMが中国国内版ではなくグローバルROMだったことです。今後も公式ルートで問題なくアップデートを受け取れます。

アプリ内広告:かなりわずらわしい

これが唯一の大きな不満点です。Xiaomiのプリインストールアプリのいくつかで全画面広告が表示され、TikTokの宣伝や中国語と思われる広告も出てきました。Xiaomi純正の動画アプリにはショート動画のフィード(TikTokのような機能)まであり、便利な機能というよりXiaomiが自社エコシステムを押し付けているように感じます。無視したりオフにしたりはできますが、そもそも最初から入れないでほしいところです。

総評

Redmi Pad 2 ProはXiaoxin Padのような中国国内版の並行輸入タブレットより高価ですが、きちんとしたアフターサービス、クリーンなグローバルROM、そして何より同価格帯の競合がなかなか真似できない7年間のアップデート保証が手に入ります。

音質は平凡でアプリ内広告はわずらわしいものの、動画配信サービスを見る用途ではディスプレイとバッテリーが非常に優秀です。日常的な作業には十分な性能があり、純正スタイラスやキーボードドックの購入も検討しているほど気に入っています。

300ドル以下で長期のソフトウェアサポートが受けられる12インチAndroidタブレットを探しているなら、Redmi Pad 2 Proは真剣に検討する価値があります。

Leave a Comment