メルセデスAクラスW176でApple CarPlay・Android Autoを有効化する方法(NTG5S1)

2016年式メルセデス・ベンツ A200(W176)にはナビが付いていなかったので、スマートフォンを固定して使う必要がありました。ところがこれが厄介で、マグネット式はまだしも、Aクラスのエアコン吹き出し口にはクリップ式ホルダーが付けられず、ダッシュボードも吸盤が密着しにくい形状です。2年経つと吸着力が落ちたのか、ホルダーがついに外れてしまいました。

取扱説明書にはApple CarPlayとAndroid Autoの記載があるのに、接続しても使えません。1回目の定期点検では「有料で使えるようになる」と言われ、2回目には「使えない」と言われました。結論として、NTG5S1ユニットを搭載した2016年式W176 A200はハードウェア的にはCarPlay・Android Autoに対応しているものの、ソフトウェアで無効化されていたということです(少なくとも韓国仕様の我が家の車では)。

そこでAliExpressでNTG5S1というアクティベーションツールを購入し、自分で有効化してみました。

NTG5S1アクティベーションツール

Apple CarPlay・Android Auto用NTG5S1アクティベーションツールの箱

価格は約5万ウォン(約5,000〜6,000円)、届くまで約20日かかりました。注文したら忘れて待つのが精神衛生上よさそうです。

箱に入ったメルセデスAクラスW176用NTG5S1 OBDドングル

箱の中身は小さなプラスチックのOBDドングルひとつだけ。説明書もありません。OBDに挿せばいいのだろうと思ったら、その通りでした。

W176でCarPlay・Android Autoを有効化する手順

AクラスW176のOBD端子は運転席の足元のかなり下にあります。運転席を一番後ろまで下げ、ドアを開けて体をかなり屈めて覗き込む必要があります。

赤いボンネットオープナーの横にOBD端子があるメルセデスA200 W176の運転席足元

赤いボンネットオープナーのレバーの横に「OBD」と書かれたカバーがあります。

メルセデス・ベンツ A200 W176のダッシュボード下にあるOBD端子のカバー

手順は次のとおりです。

  • NTG5S1ドングルをOBD端子に挿す。
  • エンジンをかける(イグニッションON)。
  • 画面に一瞬「アップデート中」の表示が出る(すぐ消えるので撮影できませんでした)。
  • この表示が出たら、NTG5S1はすぐ抜いてかまいません。
有効化後に安全に関する注意が表示されたメルセデス・ベンツNTG5の画面

あまりに簡単なので、本当に有効になったのか、お金と時間を無駄にしたのではと疑いました。ところがメニューをあちこち回していると、Android AutoとApple CarPlayのメニューが出てきました。

メルセデスAクラスW176の画面に表示されたAndroid AutoとApple CarPlayのメニュー

iPhoneをケーブルでつなぐと、すぐにApple CarPlayが起動しました。

実際に使ってみて

最初はとても満足でした。スマホホルダーで見るナビと、車の画面で見るナビの差はかなり大きいです。

ただ使い続けると、タッチ操作ができないことにイライラしてきます。コントローラーでいちいち操作するのが面倒で、結局スマホを手に取ってしまい、Siriもあまり頼りになりませんでした。「運転に集中するためにタッチ非対応にしている」というディーラーの言葉を思い出しました。

試す前に知っておきたいこと

  • 2016年式W176 A200(NTG5S1ユニット)で動作しました。まずはご自身のユニットのバージョンを確認してください。
  • ディーラーで点検を受けると有効化が解除されるという話もあります。元記事執筆時点では未確認です。
  • サードパーティ製ツールの使用は自己責任です。地域やディーラーによっては保証に影響する場合があります。
  • CarPlayは画面タッチではなく、コントローラー/タッチパッドで操作します。

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